舞台「あの鐘の音と共に-THE BELL-」初日まであっという間にあと4日となりました。各班の通しは残り1回ずつとなり、いよいよ大詰めも大詰め。


A.Bそれぞれの色みたいなものも出てきて、どちらの中にも居られる私はとても楽しい毎日です。一度観たらもう一度訪れたくなる街だと思います。

千穐楽は生配信もありますのでぜひとも……

https://actmentpark.com/stage/TheBell/


そんな稽古前。公園のベンチで冬の風とあたたかな太陽に目を瞑りたくなる気持ちを堪えながらいまブログを書いています。


5日も前になるりこちゃんの卒業公演。


なんだかすぐに会える気がして、寂しさみたいなものがギリギリまで来なくて、なんなら今でも実感が湧かなくて。だけどもう既に現実のりこちゃんがいない日常を想像すると、ウソみたいで泣きそうになります。





最後の最後までりこちゃんらしくて、いつもと同じで、面白くて、楽しくて、湿っぽいのが好きじゃなくて、たくさんの人を見送ってきた時と同じような優しい顔で、いつもと同じなのに、ただひとつちがう見送られる側という事実。



いろんな想いが本当にありすぎて、ここまできても言葉になることはなかなかなさそうなんだけど、りこちゃんに救われたことがあるというよりも、りこちゃんの存在が丸ごと代えようのない大きな大きな存在で。


なんとなくカテゴリーというか、物事を見ている場所みたいなものが近い気がしていたから、そこからりこちゃんがいなくなるのは本当に不安で仕方ないです。これから先もりこちゃんみたいな人は現れないと思うからなおさら。


りこちゃんのすごいところは、好きだとか大切にしているという気持ちをちゃんと届く形で、伝えられるところ。代読させていただいたお父様のお手紙にもありましたが、誰かのために何かをすることに本当に純粋に向き合える素敵な人。思うことはできても、伝えることってすごく面倒というか、手間のかかることだと思うんですよ。


だけど最後にも一人一人にメッセージとプレゼントを用意してくれたり、スタッフさん方にももちろんそうで、愛されるのには理由があるというか、キャラクターだけでなくそういう気配りの細やかさが、また反対にいろんな方面から必要とされたり大切にされる所以なんだなと改めて感じました。そしてそのやり方を姿勢で、時に言葉で教えてもらってきました。人として大切なことをいつだってりこちゃんは大切にしていたと思います。




そんなりこちゃんの優しさでたくさんたくさんフォローしてもらってきたから、わたし本当にこれからりこちゃんがいなくて大丈夫かなあ、って何回も思っているんだけど、りこちゃんの夢の先にまた、HKT48があるから。それはとってもとってもとっても楽しみな未来。だから未来につなげるためにも、今の私も頑張らないとと踏ん張っていられそうです。


いもむちゅさんが揃ったのも本当に素敵だったな。リハからずっと楽しくて寂しくて、いちばん、本当にりこちゃんが卒業するんだなあって思った瞬間でした。だってもう見られることはないんだなって。








りこちゃんが忙しそうなタイミングで、4人にかこむちゅしてもらいました。お願いしますという意味でおねむちゅしますって言ったら、寝るやんと言われたのを毎晩寝る時に思い出しています。



は〜〜おもしろかったなあ。

影アナも前座もバナナもトロッコもMCも全部おもしろかったなあ。

おもしろければおもしろいほどさみしくて、時が経てば経つほど記憶が思い出に変わるのを実感して、悲しくなるけど、きっと見ていてくれると信じられるので、わたしはがんばります。






りこちゃんを失うことはやっぱりグループにとって大きな大きなダメージですけど、それでもやっぱりりこちゃんみたいにはなれないし、りこちゃんみたいな人も現れないと思う。でもそれこそがりこちゃんがここにずっといてくれた証だと思うし、りこちゃんのような優しさを持ちたいと思っている私がここにいることが、りこちゃんと出会えた人生の意義だと思うから。


それを大切に、これからもりこちゃんが大切だと思いつづけられる場所を守っていきますね。




そして今日もまたお別れ。

ブログはいつでも嘘はないけど、正直強がりでの決意表明。穴が塞がる間も無く、さらに大きな大きな穴となります。夕方を思うとすでに泣いてしまいます。土曜の昼、家族連れであふれる公園で泣いているの、シンプルに不審者です。どうしてくれるの???


だからりこちゃんの卒業公演は、個人的にゆきちゃんへの想いも持って出ました。飄々と交わされていましたが……

でも誰かに「え!あきさん出ないんですか!」って言われた時に「そう、ひどいよね」って言ってたので私は満足です。(?)




冬晴れの今日。佳き一日となりますように。