19:33になりまして、この世に生まれて丸22年。名実ともに、22歳になった豊永阿紀です。




さて、何を書こうか。

いつも何書いていたっけ。

そんなことを思ってしまうほど、一年前が遠く感じます。


歳を重ねるにつれ、時が流れるのが早いというけれど、そんな言葉とはかけ離れた日々を送った21歳でした。身動きの取れない、不自由な世の中だと言うのに、一言で言えば挑戦。そんな言葉の似合う一年。


今までの延長、からさらに一歩はみ出した、応用問題の連続。良くも悪くも刺激的で、思い返せば胃がきりりとなります。イタタタ……


仕事も私生活も、現時点での人生のピーク兼、どん底みたいな波瀾万丈の日々は、どんなに焦っても、泣きたくなっても、容赦なく進む時計の針に振り落とされないように必死で、しがみついてしがみついて過ごすような時間の連続で、気を抜けばあっという間に過ぎ去りそうでした。

でもその時々の景色を忘れてしまうのはもったいないから、それはそれは海馬フル稼働で目にも脳にも焼き付けて。


そんな生活をしていたものだから、記憶の中でもちゃんと、とてつもなく濃い一年になっていて、その結果、天秤は「楽しかった」の方に随分と傾いて、その上から塗り重ねるこっちの身にもなってほしいほどの鮮やかさで、22歳にバトンを渡されました。


だからなのかな。

正直、なんだか不思議な誕生日なんです。

今までで一番楽しみで、一番不安な誕生日。


初めて見る景色は、閃光を浴びたように眩しくて、キラキラしていて、衝撃的で、刺激が強くて、強く強く記憶に残ってるけど、もう一度その景色を見た時には目が慣れてしまうんじゃないか、と、今から決まってもないそんな未来に怯えているのです。


でもここで面白いのは、私があまりにも、もう一度その景色を見ることを、光を浴びることを、疑うことなく、その先で怯えていること。


これは傲慢だと思ってほしくはないのですが、私、21歳を無駄にする気がさらさらないんですよ。自分でも怖いほどに、21歳を超える気満々なんです。おかしな話ですよね。


こんなに挑戦的な自分はなかなか知らなくて、むしろちょっとついていけてないけど、それは多分この一週間のおかげもあって。

そう。やっぱりあの直感は当たっていました。

思考の整理がついたのか、靄が晴れたように、今までより軽い頭と軽い身体で、22歳が始まった気がします。


21歳、自分で言うのもなんですが、あまりにもいい景色見すぎて本当に誇らしいやら憎らしいやらで、本当に、割と謎のプレッシャーを感じております。やっぱり今の気持ちだけで言えば憎らしいのが勝つかもくらいには、プレッシャーです。


でも、身動きの取れない、不自由な世の中でも、夢や魔法のような現実を見せられるのがエンターテイメントだと思うから。


その世界の住人として、

今までを超える景色を、

一度見た景色はまた違う角度を、違う色を、

想像もつかない未来を、

皆さんと分かち合えるように。

精一杯、ほどほどに頑張りたいと思います。


というわけで、楽しみですね!!!


22歳もよろしくお願いします!!