また夜中になってしまいました。
寝る前にでも、朝起きてでも、読んでくださるだけで嬉しいものです。


高校時代の同級生が、ブログを読んでいるそうで。昨日知りました。初めて知りました。何人か読んだそうだなとは思っていたけど、君がその一人とは。みたいな子が読んでくれてました。「意外とね。」ほんと意外だよ。驚きです。その後に行った整骨院でも、高校の話をしました。

そして昨日、雨を打つ音の話をしたけれど、高校の仮校舎。プレハブで聞く雨音も好きでした。
私の世代は特殊で、高校3年間で、3種類の校舎を体験したのだけれど、2年生では、書道の時間と簿記の時間をそのプレハブで過ごしました。
寒くて敵わないけれど、ばつばつと音を立てる屋根がすごく好きでしたね。

そんなこんなで、今日はともかく、あの人たちを思い出す日でした。戻らない日々は、どうしてあんなにも尊いのでしょうか。
 

多様性を学ばなければいけない時代だと言われているけれど、あの場所には、そんな授業も必要ないくらいの個性に溢れていました。

人と異なることを、異質と思ったことがない。
別の人間なんだから、それは当たり前のことじゃない?てか、あの子はそういう子だし。それで良くない?

そんな空気があそこにはあって。
むしろ人と違うことをしたり、校則の文言の隙間や余白で遊ぶことが好きだった私たちは、きっと、大層扱いにくかったことでしょう。

だけれども、おかげで私たちは自分のすることや生き方に胸を張れる人間になっている気がします。なれてなさそうな時はそう言える人間にもなった気がするし、なあなあにされているような「当たり前」に、はてなを浮かべることができるような、気がします。けど。どう?みんな。見てる?

こんな風になる前は、よく集まってました。
とか言いますけど、こんな風になっても、いちばんビデオ電話してました。夜な夜な。

唐揚げ作る人がいて、髪染める人がいて、私はサインを書きながら、愚痴を聞きながら。


そんな毎日が成立するあの部屋は、もう違う人たちのものだけど、会おうと思えば会えるのです。思って動けば。
でも、今は会えないから、元気でいてねと願いつつ、ちゃんと私のことも思い出しなよ?と半ば呪いのように心で唱えています。



バレンタインが近づくと、毎年が楽しみだったことを思い出します。

自分たちのためにこしらえる、私たちが大好きで、愛してる。

またいつか、チョコレートを一緒に。