私が2年ほど学んでいる室礼教室の山本三千子先生の著作
「暮らしの室礼十二か月」によると、
中国の「端午節」が日本に伝わったものだそうですが、
中国とは意味が異なるようです。
日本での「端午の節句」は、菖蒲が「尚武」に通じることから、
武家の男子の成長をお祝いする節句となっています。
柏餅の柏は、その木が新芽の出るまで、古い葉が残っていることから、
親が我が子を見届けることに例えられています。
かぶとは、もちろん武士の象徴!
鯉のぼりは、立身出世の象徴!
吹き流し(鯉のぼりの一番上の5色)は、厄よけ!
こんな風に、ひとつひとつの意味を知っているだけで、
なんだか日本っていいなーと思います。単純ですよね。
でも単純なことって、案外大事なことだったりしませんか?
こどもの日~と言って、柏餅食べて、菖蒲湯に入っておしまい!じゃなくて、
子供たちにこんなお話ができたら、ちょっと素敵。
小さいときは、まったく興味がないと思いますが、
大きくなって「そういえば、お母さんがあのとき、あー言ってたな。」って、
思い出してくれたら嬉しいな。
だめなら、孫に!(笑)
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