昨日は、銀座を訪問しました。
広告代理店にお勤めの女性のお客様を訪問。
既存のお客様です。
業界に精通していてお仕事がよくできる優秀な方です。
企業の業績によって広告代理店の売上げが左右されるという点では、現在の経済状況は決して楽観視できないようです。
が、
非常に興味深い、そして私にとっても参考になる示唆をいただきました。
それは、
1社あたりの広告費単価は下がっているが、限られた費用のなかで最大限の効果を発揮させるべく、今ままでよりもシビアに広告主も代理店も制作打ち合わせにのぞむ。
手間はかかるが個別対応型の制作で他社との差別化を図っている。
その結果、お客様とのリレーションシップは格段に向上した。
要約するとこんな感じです。
これが意味することは何でしょうか?
現在のような成熟した社会で、かつ経済情勢が不安定な状況下では、売り手よりも買い手、つまり販売者よりも消費者の立場が強くなります。
つまり立場が強くなった消費者が望むことは、
「私だけのために(うちの会社のためだけに)」
というスペシャリティーをより強く望むのではないでしょうか。
しかもこのような個別対応型の差別化戦略は大手企業でも取り入れています。
このようなことを考えると、私たち保険代理店は商品の差別化はなかなかできません。
そうすると、サービス面での差別化を図っていくしかないのだと思います。
お客様1人1人が異なるニーズを持つ、「私だけのためのサービス」と思っていただける仕事をどれだけ多くしていくかがこれからのキーポイントとなっていくのだと改めて思いました。
マックも出前(デリバリー)を始めたようですね。
他の外食大手もデリバリーサービスをしているところが多くなりました。
来店型で画一的なサービスを提供する百貨店もコンビニも苦戦している様子。
時代は「来店」から「訪問」に変化していくのかもしれませんね。
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