法人のお客様を訪問すると必ずといってよいほど最近の業績についての話題がでます。
そのなかで多いのが、「忙しいけど売上は下がっている」といったようなこと。
これは不況やデフレの影響で受注単価が低下していることが要因の1つ。
では売上高の構成要素は通常どのようになっているのでしょうか。これを知っているからといって業績が改善するわけではありませんが、改善するための手段や対策を講じるためにはヒントになると思います。
売上高=数量×単価
さらに分解すると
売上高=数量(①顧客数or②購入頻度)×単価(③商品単価or④買上点数)
よほどの差別化が図れた希少性の高い商材以外は「商品単価」の引き上げはできないと思います。しかし買上点数を増やすことよって実質的な顧客単価を引き上げることは可能かもしれません。
例えば、小売店であればレジ周りでの陳列による「もう1品」購入してもらうためのプロモーション、保険代理店であれば、死亡保険と医療保険に加えてガン保険の加入、など業界問わずこの買上点数の増加による顧客単価の向上はトライしてみてもいいことではと思い書いてみました。
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