昨日は、京セラ名誉会長兼日本航空CEOの稲盛和夫氏が主催する経営塾「盛和塾」の塾長例会に出席しました。舞浜の東京ベイホテル東急で行われ、経営者約1,000人の参加となりました。
千葉県内の2名の経営者による「経営体験発表」があり、それぞれの現在に至るまでの経営の軌跡や思いなどをお話しされて、大変勉強になりました。
いつもこのような経営者のお話しを聞いて感じることは、
1. 生きざまが波乱万丈であること。
2. 自分自身に課したコミットメントを貫き達成していること。
塾生は現在5,500名とのことですが、そのなかで当社が最も小さな会社だと思います。なにせ1人法人ですから（強力な役員は2名いますが）。
このような場にいくと、数百、数千という社員を抱えている企業の経営者も多く、いつも肩身の狭い思いをしています。また代表で選ばれる経営者の経営発表を聞くと、自分の小ささと努力の足りなさに情けなくて恥ずかしくて胸が張り裂けそうになります。
ですが、自分もいつか立派な経営者になりたいと思います。
このような場所に身を置くことで、自分自身のコミットメントを再認識し、意志力を強め、実行に移すことで、「思いを実現する」と鼓舞しています。
そして勉強会の最後に稲盛塾長の挨拶。
日本航空再建に向けた思いを話してくれました。
「稲盛和夫ライブ」です。静かな語りでも全身にまとったオーラは1,000人に向けて炸裂します。
御年77歳。日航のCEOを引き受けたことで、今後の再建計画の進捗状況によっては今までの名誉を傷つけることにもなりかねません。
それを承知で命をかけ体を張り究極の「利他」の精神で日航の再建に取り組む超一流の経営者の姿は、ただただ感動を与えてくれます。
私はJALは復活すると思います。
そしてJALを応援します。