会社でコロナハラスメントに直面4【そもそも争うと決意した訳】 | とあるオタクの派遣社員

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これはとある派遣社員のブログである。
レトロゲームを愛し、アニメを愛し、コスプレを愛し、数社を転々とした処世術と叩き上げのオフィススキルだけが私の武器だ。

会社は不満だらけだけど、路頭に迷うのが嫌だから黙ってる。

そんな人も多いと思いますし、むしろ9割の日本人はそんな生き方ではないでしょうか。

私も先日まではせっかくつかんだ正社員の仕事、そう思って耐えてました。

 

もともと若いころからブラック企業を転々としていたこともあり、新型コロナウイルスで時差勤務に変えていただけでもありがたいと感じていたことが本音です。

 

しかし、一緒に働くアホとある日誰もいない社内で雑談したのがきっかけでした。

アホのキャラクター紹介は以下。

ブラック企業出身の私とゆとり世代のアホでは会社の対応に対する感じ方が全く違っていたんですよね。

先ほども書きましたが、私は時差にしてくれるだけありがたいと思っていたのですが、アホはこんなことを思いながら働いていたそうです。

 

・だいたい、(他の人はテレワークなのに)不公平じゃないですか

・あの人(親社長)なんて言ってたと思います?私たちにテレワークさせません!って言ったんですよ!?「させません」ですよ?

こういう非常時に電車に乗って通わせるってことは、従業員に対して本来ならば「お願いします。」って言う立場じゃないですか!?

・うちの親に話したら、「俺が会社に電話してやる!って怒り狂ってました」止めましたけど。

・そもそもあの親子、電車に乗る立場なんて分かっていないんじゃないの?

 

私「でも、私たちが感染して持ち込んだら会社も共倒れでは・・・?」

 

アホ「あの人達はそういう発想、ないんだと思います。自分たちは感染しない、私たちは通勤させる、でもウイルスは絶対に持ち込まないでください、そんなの絶対無理ですよ。」

 

アホ「今日だって3人でランチ行ってたじゃないですか。絶対危機感ないですよ、あの人たち」

「結局、自分らは感染しない、けれど私たちは感染して(死んでも)もいいと考えてますよ。」

 

なるほど、言われてみればテレワーク化している人は会社立ち上げからいる人とそこに所属している人ばかり。

いわゆる居なければ会社が回らない人たちばかりだ。

 

私はこのアホが人間的に大嫌いだけれど、言っていることは私と真逆で一理あるなとも思えたんです。

で、どうせ私は会社には愛着もなかったし、アホの言っていることをもとに戦ってみるのも良いかな、と。

でも、アホとタッグを組む気はありませんでした。裏表ありすぎて人間的に信用できないし。

衝撃を受けたのは、アホの親が会社に電話して苦情を入れたいくらい怒り狂っていたこと。これって我が子を愛するあまりのことじゃないですか。(私は毎日このアホに死んでほしいと願っていたのに・・・)

恥ずかしながら、私も数年前に私に「生きててくれてよかった・・・」と半泣きで告げてくれた友人のことを思い出し、

重症化リスクを持っている自分を少し大事にしてみようかなとも思ったんです。

事故や生命線でもある買い物で感染などで死ぬのは仕方ありません。ただ、今回の通勤の件で死ぬのは不条理だと思ったんです。

あと、大げさかもしれませんが、自分が不条理に運んだウイルスで亡くなった人がいるかと思うと・・・。

 

で、過去日記のように行動に移したのですが、アホは案の定親子3人に媚びを売っていたのか、もしかしたら私のことを悪者にして結束を得たのか、私が傷ついた面談の後

「ハーイラブラブ」のような態度で経営陣3人と仕事してました。

世渡り上手は本当に生命線だわ・・・。尊敬。

 

話は変わりますが、私、妹、父親(母は他界)の3人で2週間ほど前にTV通話をしたんですよ。

妹は2月からとっくにテレワーク、妹の旦那さんは4月から自宅待機。

で、毎日通勤しているのは私だけ。

父親には「なんで?」と聞かれたとき堂々と「こうだから行かなければいけないんだ」という理由が見つかりませんでした。

会社でいじめられてるのが起因するかもとも言えませんでした。

父親は冗談まじりに「水泳のゴーグルも着けて電車に乗れ!」なんて言っていましたが、内心心配だったのだと思うんです。

 

人それぞれ事情があるのでなんとも言えませんが、極論で考えてみて、自分や大切な人の命、それ以上のものがあるのでしょうか?

会社の対策は様々ですが、納得ができないのであればその会社と自分との相性が悪いのかも知れません。

アホが言っていたもう一言。

「こういう時に人の本性出ますよ。この会社終わったな、と思いました。」

 

多分新型コロナウイルスでなくてもこの会社の本質はこうで、いずれはもめたり退職していたりしたかもしれません。

これをきっかけによく考えてみるのもありかもしれませんね。

 

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