本日もこのブログを見に来てくださってありがとうございます
ミニコンサートでは、私が一人一人紹介して、曲についてや、どういうところを頑張って練習してきたか、どんなところが聴きどころか、など、話してから、お辞儀→演奏としています
どんなことを話すかは、あえて台本など作らずに、その場で、『今』一番伝えたいなと思うことを話しています
前もって話すと決めてたことを読むよりも、その時に口から出たことの方が、お客さんもかしこまったコンサートを聴いていると緊張せずに気楽に、身近に感じてもらえるかな?
演奏する生徒さんも少しはリラックスできるかな?と思うからです
いつものレッスンで弾く感覚になれるかなーと
なので、話したことに後悔はないですが、いざ紹介を終えてその生徒さんの演奏を聴いていたら、
『あー!あのことも言いたかったー』
と、なることが多々あり
どうしても心残りなことを、書いておこうと思います
アイネクライネナハトムジーク、というのは、『小さな夜の曲』という意味です
(第二楽章を弾いてもらいましたが、第一楽章は有名な〜〜です。と、第一楽章のメロディを歌いました)
スタレガラプソディの、『スタレガ』の、『スタ』はスタッカート。『レガ』はレガートを略した作曲者の造語で、スタッカート(はずんで弾く)とレガート(なめらかに弾く)両方の特徴をしっかりと表現しますと、言いたかった。
(しっかりそれぞれの特徴を弾き分けられていましたよ)
ノクターンとは和名では夜想曲といいます演奏してくれた生徒さんの頭にはキラリと輝く三日月の形のバレッタが
と、演奏する後ろ姿を見て気付きました!
(曲名を意識してくれたのかな?と、聞きたかった)
講師演奏のベートーヴェンソナタについてもいろいろありますが、ミニコンサート④で書く予定なので省きますお楽しみに
他にも、
この子は普段こんなスポーツを頑張ってますとか、
次は弟が好きな曲を弾くと言ってくれる弟想いのお兄ちゃんですとか、
今他にはこんな曲を弾いてますとか、
そんなことも話したかったですが、あんまり先生の話ばっかり長くてもなぁと言えなかったことたちがたくさんある、
西村ピアノ教室のみんなみんながかわいいかわいい生徒さんたちです
そして、最後の最後にこれだけは言いたいと思っていたことをお話ししました
『親子のピアノ練習バトル問題について』です
お家での練習で、練習しなさーい!と言わないとピアノに向かわない、間違って弾いてるのを聴くと口を出さずにはいられない、イライラしますーというご相談は、昔から本当によく聞く問題です
ピアノを習っているみんな、ピアノは練習しないと上手くならないということも分かってるし、毎日しなあかん〜というのも分かってるけど、ついつい遊んじゃったり休んだりしたくなってる時に、お母さんに
『ピアノはよしなさーい』と言われると、
反射的に
『わかってるしいまやろうとおもってたし』となって、
そんな状態でピアノに向かうと、
イライラ、モヤモヤ、嫌な気分で練習を始めることになりますよね
それが積み重なると、
ピアノの練習=嫌なこと
さらには
ピアノなんてきらい
と、なってしまいかねません。
こちらもイライラしますが、そこはぐっとこらえて、
『〇〇ちゃんのピアノ聞きたいな〜』
『(笑顔で)そろそろピアノ弾こっかー』
と、優しく誘導してあげて、後は、いいところを見つけてただただ褒めてあげて下さい
『今の上手やったやん!もっかい聴かせて』
『綺麗な音で弾けてるなぁ』
『姿勢がいいな!かっこいいで』
とか何でもいいので、ニコニコ褒めてあげて下さい
間違ってたとしても、その指摘は先生の役目1週間間違って練習していって先生にいわれて、また1週間かけて直す。これを繰り返しているうちに、実感としてちゃんと楽譜を読み解かないとダメだということを学べるのです
長い目で見ると、家ですぐお母さんに指摘されて直しているより、自分1人の力で楽譜を読んで、先生に指摘されて…と繰り返す方が力は付きます
言いたい気持ちはぐっとこらえて、ピアノにだけ座らせられたら後は褒める以外の声かけはなしにして下さいね
ピアノを弾いたら、なんかお母さん優しい‼︎
ニコニコしてる‼︎
こう思わせられたらこっちの思う壺です
自然に、自分からピアノに向かえるようになっていくと思います
そうするには、生活の流れの中にピアノ練習を組み込むこともとても大事です
いつも同じタイミングでピアノを弾くように、どのタイミングで練習するようにするか、話し合って本人に決めさせるのもいいかもしれませんね
……長いブログになってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました
次回はミニコンサート③お手伝い隊
の予定です。お楽しみに