東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。
言わずとしれた医療ミステリーの超有名作。
今まで未読でした。映像化されたものも見ていません。
「ブラックペアン・シリーズ」を読んでから取り掛かりました。
発表順ではないですが、時系列は順方向で読むことになります。
「高階は病院長になったのか・・・まあ順当だな」などと思いながら読み進めます。
流石に名作のほまれ高く、後半は良いテンポで一気に読み進めてしまいました。
このシリーズも読破することになるのかな・・・。