放射線治療後はじめての検査結果 | あきのブログ

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余命宣告はまだですが、進行ガンでそんなに長くは生きられない状況です。今のうちに、自分の人生観みたいなものを記しておこうと思いました。

7月まで行っていた抗ガン剤治療のアバスチン&ゼローダを、放射線治療の間はお休みし、8月お盆明けまで放射線治療を実施。9月5日に、血液、CTをとって、昨日(9月21日)その結果を聞いてきました。

7月時点→9月5日時点

腫瘍マーカーCEA 23→11
腹部リンパ節ガン(放射線を当てていたガン) →縮小
肺転移ガン 極小→やや増大

放射線と無関係の肺転移は、7月時点のCTでははっきりガンと言えないかも知れない程度のサイズだったものが、転移ガンとはっきりする程度に増大してましたが、トータルではマーカーが減少していて、放射線治療によってもそこそこガンをやっつけた、という良好な結果でした。

もし、もっと増悪していたなら、抗ガン剤の変更(もう、認可したばかりのラルシムマブを、フォルフィリ系統のものと合わせるしか、新しいレジメはないらしい)を考えねばならなかったのですが、従前のアバスチン&ゼローダを再開することになりました。(肺転移ガンを叩けると良いんだけど…)

5月末あたりから、腰痛、腰痛の悪化、骨転移の疑い、リンパ節転移ガンの増大による脊髄への浸潤、痛み緩和目的での放射線治療、そのための転院・入院、とバタバタでしたが、ようやく一区切りつきました。

ガンの疼痛が出るとボチボチやばいとの情報もあり、がく然とした時もありましたが、ガンの進行自体はまだコントロール下にあるようだし、痛みに関しても(放射線治療の効果は期待通りではなかったものの)徐々に軽減しているので、前向きに頑張っていけます。ラッキーだと思います。

世間では、小林麻央さんが乳がんについて書かれているブログが注目されていますが、ガン患者にとって、前向きに考えられる、ということは本当に大切なことだと思います。

心配してくれる女房や親兄弟、職場仲間や趣味の仲間などの友人・知人に対して、前向きに頑張ることが、私にできる最良の応え方だと思います。

同じくガンを患っている多くの方々とこんな気持ちを共有したいですね。