α9IIIを使ってみて | αデジタルな日々

α9IIIを使ってみて

α9IIIを長期間お借りして使う事が出来たのでこのカメラの感想を書いてみます。

お借りする前に手持ちのレンズを最高120コマ/秒のAF/AE追従連続撮影に対応するためのファームアップを行いました。

ファームアップしたレンズは以下の3本。

 FE 20-70mm F4 G

 FE 70-200mm F4 Macro G OSS II

 FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS

 

 

α9IIIを使ってみて凄く良かったのがグリップの握りやすさと素晴らしい見えのファインダー。

従来のαボディだとグリップとマウントの間が狭くて指先の遊びが無かったのですがα9IIIは少し拡がっていてとても良くなりました。

ファインダーについても944万ドット、フレームレートも 60fps、120fps、240fps の3種類から選べとても見やすかったです。

 

実際に野鳥の撮影に使ってみるとカワセミの目に直ぐ合焦しますし、動体予測についてもピントを外す事はほとんど無かったです。

カワセミの飛び立つシーンも30コマ/秒の連写でいとも簡単に撮影する事が出来ました。

 

ポートレートの撮影では瞳AFの精度が抜群で、フレーミングに注力する事が出来ました。

 

フラッシュ(HVL-F46RM)を使用した場合、全シャッター速度で同調、フラッシュが光っているのをファインダーで確認出来ました。

巷ではダイナミックレンジが狭いとか高感度の画質が良くないと言われていますが、私の使った限りではあまり感じませんでした。

α9IIIのAFスピード、精度、秒120コマの連続撮影出来るスペックは現時点で最高と思います。

使ってみてやはり素晴らしいカメラだと思いますし、喉から手が出る程欲しいカメラの1台である事は間違いありません。