過去の記事はこちら:
インドの結婚式に参列してきた その① 〜インド旅行に必要なものって?編〜
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回はビザ取得編。
インドビザと一口に言っても、色々な種類があります。
今回私が取得したのは、e-Visa。
※インド大使館のホームページから辿ると、通常ビザの申請ページに飛ばされます。
ページ左のメニューから、「e-VISA」を選択すると、別の申請ページが開きます。
e-Visaは最近運用が始まったビザで、手続きは全てオンラインで可能。
インド大使館に行く必要も、パスポートを預ける必要もありません。
ただしこのビザ、到着空港が限られます
運用開始以降、対応している空港は徐々に増えてはいるようですが、2017年10月現在、全ての空港で対応しているわけではないようです。(空港24箇所、海港3箇所だそうです)
今回私が到着した空港も、2017年4月から対応が始まったそう。
また、2回の入国が可能なのですが、初回入国はビザ申請時に登録した空港でなければなりません。
また、e-Visaにも3つのサブカテゴリがあり、それぞれで入国可能回数など、条件が少しずつ異なります。(ちなみに、私が今回取得したのはe-Tourist Visa)
手続きは簡単で良いのですが、その分ちょっと制約が多いです。
申請から取得までの流れはこんな感じ。
①専用の申請フォームを記入
②写真データのアップロード
③スキャンしたパスポートのPDFデータのアップロード
④申請料の支払い
⑤数日後、許可/不許可の連絡受け取り
⑥許可証を持って渡航
⑦入国時にビザ発行
それぞれ詳しく書いてみると…
①専用の申請フォームを記入
申請フォームは、全てオンラインでの記入です。
ものすごく記入項目が多いので、途中でセーブして、後から残りを記入、ということも可能。
セーブ時にフォームの番号が表示されるので、必ずメモを取っておくこと。さもなくば、一からやり直し…
フォームの書き方については、色々な方が記入例を記事にしているので探してみてください
②写真データのアップロード
サイズやフォーマット、解像度が指定されています。
また、写り方についてもかなり厳しい条件があるので、自宅でスマホなどで撮って…というのはあまりお勧めできません
私が利用したのは、富士フィルムの証明写真機。
撮影したデータをインターネットからダウンロードすることができます。
また、ダウンロード時にサイズも選べるので、インドビザ申請以外にも使えるのが良いところ
ちなみに、選べるサイズに「インドビザ用」とあるのも便利かと。
あまり見ないサイズ (51mm x 51 mm) なので
③スキャンしたパスポートのPDFデータのアップロード
PDF指定です。
本人確認ができるページをスキャンしたものを添付します。
④申請料の支払い
最近安くなったそうです。
25USDだったかな?
クレジットカードまたはPayPalでの支払いです。
支払いが完了しなければ、審査もしてもらえません
クレジットカードもPayPalアカウントも持っていない人は注意
⑤数日後、許可/不許可の連絡受け取り
支払い完了時に、72時間ほどで結果を連絡する旨の文言が表示されます。
だいたい24時間以内にはメールで結果が来るようです。
私の場合、週末にかぶったからか、1.5日くらいかかりました。
※インドの祝日は彼ら働いていません。インドの祝日を考慮したうえで、渡航予定に余裕を持って申請しましょう
⑥許可証を持って渡航
申請が許可された場合、連絡メールに許可証を取得するためのリンクが記載されています。
受け取ったメールそのものは許可証ではないので注意が必要です。
許可証には、アップロードした写真や、入国空港などの記載があります。
必ず紙に印刷して、持参すること。
(日本の出国空港で提示を求められると思います。普通であれば…)
⑦入国時にビザ発行
入国審査場で、e-Visa専用のレーンがあります。
デリーなどの大きな空港だと長蛇の列となることもあるそうですが、私が今回入国したCalicut国際空港では、私しかいなかった
(ていうか、そもそもゲートも閉まってた)
専用のレーンで許可証を提示し、入国の目的、滞在先などを確認された後、左右の手の指紋を取って、入国が許可されます。
ビザというと、パスポートの1ページを使って紙をでかでかと貼られるイメージですが、e-Visaは入出国時と同じようにスタンプを押されるだけ。
Visa番号は手書き
指紋を読み取る機械がなかなか反応してくれなかったり、いろいろなところでインドクオリティを垣間見ましたが、それもまた一興。
異国の文化だと思って楽しみましょう
次は、インドの結婚式に参列するための準備編です。