6月11日北海道上陸、7月11日離道でキャンプツーリングをしてました。

 

 

 

6月28日金曜日 上陸18日目

この日は釧路湿原の観光にいきます。

前日の浜中&厚岸観光とこの日の釧路湿原エリアの観光は天気予報やGPVという雨雲などの情報をみながら、どっちの日にするか迷った末に、釧路湿原が晴天になるほうを選びました。

 

7時20分キャンプ場を出発。

虹別ACから釧路湿原の細岡展望台への道中では、牧草地にタンチョウヅルが居ることがよくあります。

初夏のこの時期は大抵がつがいで、目を凝らすとまだ茶色い毛のヒナが近くにいる姿も見えます。

そんな牧草地の中の一つに、タンチョウのデコイ(鳥を寄せたり除けたりする囮の)がたくさんある所がありました。たぶん10個くらいかな?

なんでデコイを置いてるんだろ?なんて言ってたら、なんと!デコイじゃなくて本物でした。そこそこ交通量があって停車&撮影ができなかったのが悔やまれるくらい、夏にあんなに一か所にいるなんてビックリでした。

 

 

 

驚きのまま、再度同じようなシチュエーションがあったら車を停めたい!と思いつつ、何事もなく「細岡展望台」の駐車場に到着。

 

 

 

まずは遊歩道を下って「釧路湿原駅」へ。

「細岡駅」という駅もありますが、展望台にちかいのは「釧路湿原駅」です。お間違いなく。

 

ノロッコ号が来るときは人であふれると思われる駅も、隙間の時間は我々のような観光客が2組くらいいるだけでした。

 

時刻表によると、塘路方面6本、釧路方面5本だけです。

「展望台に行く人は帰りの時刻を確認するように」という注意書きと共に、

歩いて行けるところは展望台だけ。バスなし。タクシーを呼んでも釧路駅から時間とお金がかかるぞ。休憩所として「細岡ビジターズラウンジ」が使えるよ。などなどが書かれてました。

 

 

無人駅と廃線駅との大きな違いは、鉄のレールがピカピカなところ。

 

下ってきた遊歩道を戻って、駐車場から坂道を上ると「細岡展望台」

↓地図のとおり、釧路湿原の東側にいちしてるので、朝に来ないと逆光になってしまうんです。

 

念願だった順光かつ晴天の展望台。日差しはジリジリと強いけど風は心地よかったです。

 

我が家の他にはスゴイ望遠レンズをつかたカメラマンがいて「これはもしや?」と思ったら、案の定カヌー業者さんのカメラマンさんでした。

釧路川が蛇行して、ちょうど展望台に向かってくるところがあって、カヌー体験の「いかにも」な写真が撮れるようになってます。

私のカメラの望遠では↓この程度ですが、業者さんのレンズではバッチリ撮れているんでしょう。

 

展望台と駐車場の間にある「細岡ビジターズラウンジ」がによってみました。

中は付近の動物のことなどの展示や写真のほか、薪ストーブを囲むリラックスチェアのエリアがメインでした。

売店ではカップラーメンや焼きそば弁当、お菓子、飲み物などが売られてます。

無料WiFiもあるんで、たしかに鉄道旅で展望台に来た人にとっては、次の汽車まで長時間でも待つことができそうです。

 

駅への上り下りで疲れたけども、9時をちょっとすぎた程度の時刻。次の目的地へ向かいます。