3/18横浜発のダイヤモンドプリンセスに乗船してきました。
「湊公園」までくるとダイプリ乗船客らしきかたが多くいました。今まで歩いてきたところは我が家以外には人がほぼ居ませんでした。
黒い瓦の門は公園。車道を渡って黄色瓦が中華街。
いつもあるのか?ランタンフェスティバルの名残なのか?頭上の装飾が雰囲気を出してます。
ほとんどの店が営業開始前だったこの時は、装飾が無いと味気なかったとおもいます。
あっという間に通りすぎて、反対側の門を出ます。
中華街から「出島」へ。地図上で一番近かった出島の角は裏口でしたが中の雰囲気がわかります。
「長崎の平地はすべて埋立地」といわれるくらい埋め立てた結果「出島ってどこ?」と言われたこともあるらしいですが、今では復元した石垣のお陰でわずかながらの水路で出島の扇型が伝わってきます。
すぐ横にはリベットがいっぱいの橋。
「出島橋」古そうだと思ったら土木遺産でした。
東京「かちどき橋」や金沢「犀川橋」よりも、ずっと華奢で耐震は大丈夫か心配になるほど繊細です。
それもそのはず。現役の鉄道道路橋としては日本最古だそうです。
橋を渡ったら出島の表側。入場口や出島内はツアーの列がちらほら。我が家は入らずに先へ進みます。
10時半にお店に入ってアジフライ。
次は「眼鏡橋」へ向かいます。
「眼鏡橋」の川は中央ですが、左の道路下と右の歩道下にも川がありました。なんと!昭和57年の大洪水からの復旧時に景観を損ねないように考慮しつつ、洪水対策として新しく暗渠をつくったそうです。
古いものって勝手に今に至るわけでなく、人の手で維持されてこその今だと感じました。ランチとスイーツのつなぎとしか思ってなかった場所でしたが、知識が増えると見え方が変わりました。
昔「ガッカリ名所」だと聞いた覚えがあったんですが、いつの間にかガッカリの称号は「オランダ坂」になったようです。確かにオランダ坂の石柱を見るだけだとガッカリかもしれませんね。
眼鏡橋に近づくと人の多い橋。
眼鏡橋を写真にとるには眼鏡橋に居たら撮れませんから、こうなりますよね。
この日は春休みの平日でバスツアーが少なく修学旅行が無いですから、ダイプリ以外の観光客があまり居なくてすいてると思います。
休日や遠足シーズンは飛び石に立って写真を撮る人が列をなすんでしょうね。
眼鏡橋を上流側から。こちらは日があたって明るく撮れました。
上流を見ると他の橋も趣があります。
復興工事で眼鏡橋以外の橋や護岸もかっこよく作ったのは素晴らしいです。令和だと機能と値段とスピード重視でこうはならないんでしょうね。
湊公園からのルートはこちら。
たいして歩いてませんが「カステラアイス」を食べに向かいます。