お気に入り | 矛盾SPIRAL

お気に入り

実はお気に入りのブログが沢山ある。
登録したいと思いつつ、迷っている。
なぜなら、ジャンルというか、方向性がぜんぜん違っていたりするから。
「登録したよ」とお知らせすれば、優しい方々はきっとここも覗きに来てくれると思う。
なのに、こんなブログじゃ申し訳ない気がする。
ブックマークされること事態嫌かもしれない。
嫌でも嫌とは言えないかもしれない。
義理でも相互リンクしてくださったりするかもしれない。
あちらのブックマークをたどって、ほかの読者さんも見に来てくださるかもしれない。
そうしたら、不快な思いをさせてしまうかもしれない。
かといって黙って勝手に登録しているのもいかがなものかと思ったり…。
考え過ぎかなぁ。
「方向性が違う」というのは、つまりこういうこと。
不倫されて悩んでいたり、セックスレスされて悩んでいたり、離婚に直面して悩んでいたり、
一方超ラブラブのご夫婦のお話だったり、いろんな問題を乗り切ってきたご夫婦のお話だったり・・・
わたしのお気に入りブログはそういうのが多いのだ。
一見わたしはその人たちにとって「敵」になってしまいそうなブログを作ろうとしているから。
どうしてそんな相反する?ブログを読んでいるのか、自分ではよく分かっている。
わたしの中では少しも相反してはいないから。
それと単純に文章が好きとか、人柄が好きとかいうのもあるなぁ。
本なんか読んでるよりずっとず~っと面白い。

少し前にニュースの特集で、最近の若い新人作家のことが取り上げられていた。
去年の芥川賞の二人をはじめ、このところ若い力が対当していると。
しかも、ほとんど小説など読んだことのない人が生まれて初めて書いた小説が、大きな賞で評価されたりするのだと言う。
そこで評論家さんは言っていた。
「これはネット時代の賜物だろう」と。
「小説など読んでいなくても、小説を書くのが初めてでも、
インターネットのブログや掲示板を通じて、文章を読んだり書いたりする機会はいくらでもあるから」と。
納得!
多用な意見があるとは思うけれど、わたしはその通りだと思った。
若い作家さんが沢山進出してきたおかげで、読書離れにも歯止めがかかっているらしい。
やっぱり世代の近い人が書いたものの方がとっつきやすいもんね。
それを足がかりに読むことの楽しさを知れば言うことないもの。

と話がずれてしまったけれど、いかにネット上の文章が面白いかということを言いたかっただけ。
わたしもネット時代の申し子ということになるのだろうか。
さっき話したテレビの中では「若い作家」というのは「25歳以下」ということになっていたけれど…。はう(笑)