こんばんは

 
 
永田明希(あき)です。
 
 
「死んでもやりたくない」と思うこと。
 
 
 
先日、母と
 
おしゃべりしておりまして…
 
父と母は この夏
 
「一泊旅行に行きたいね」と
 
話してるそうで…。
 
それならば夏休みに
 
うちら家族と一緒に温泉にでも
 
行こうか〜ニヤリと盛り上がりました。
 
 
 
うちに帰ってひとり
 
温泉旅行を思い浮かべてますと
 
なんだか急に
 
父の背中を流すイメージが
 
浮かんだんです。
 
 
ハゲて痩せてカサカサの父の
 
後ろ姿、背中を流す私…の図。
 
『いやいやいやいや…
ないないないない。』
 
『死んでも、イヤだ』
 
 
 
 
 
あとに続く言葉は
 
 
「そのなことするなんて
 
恥ずかしくて、死ぬ!」
 
 
でした。
 
 
恥ずかしさのあまり
 
死んでしまう〜〜〜と思ったあと
 
 
ふっと
 
浮かんだ思い。
 
『だけど
 
お父さんが死んじゃったら
 
二度とできなくなるよ』
 
 
 
この思いが浮かんだとき
 
私、本当は
 
どうしたいのかなぁ〜ってなりました。
 
 
 
 
 
 
父は癌をかれこれ10年以上患っており
 
近ごろは散歩に出ても
 
休み休み…。
 
死ぬほど好きなパチンコも
 
長く座ることができなくなり
 
もう行くことはなくなりました。
 
 
 
父のことに
 
リアルに向き合いたくない
 
という気持ちがあるのは
 
わかっております。
 
 
 
 
子孝行な父と母で…
 
 
私に
 
悲しい思いをさせることなく
 
 
 
サーカス小屋の
 
ムチであおる団長(母)と
 
失敗ばっかりの笑われ者の道化師(父)
 
のように
 
面白おかしく
 
生きているのを見せてくれています。
 
 
そんなふたりを見て
 
私は
 
笑いすぎて涙が出ます。
 
 
そして
 
 
心からほんとに
 
感謝が湧いて来ます。
 
 
 
さぁ、私はこの夏
 
父の背中を流すのでしょうか?照れ
 
 
とりあえずは
 
イメージの中で
 
お父さん、ありがとう。
 
大好きだよ。と
 
背中を流します。
 
泣いちゃうのは
 
イメージの中だけにしたいですね。