取り込むプラーナを昇華させる~インドの叡知 | Wander the World

取り込むプラーナを昇華させる~インドの叡知

メキシコシティ滞在中、

毎日参加したプラサ•ジーのヨガクラスは、
インド大使館文化センターの人気講座だった。

 


夜ヨガクラスで出会った女性ベレは、
同センターインド古典舞踊クラスも受講中だった。

 

コルカタで古典舞踊を学んでいたという、

舞台にも立つプロダンサーで、

 ヨガの後、屋台へ連れて行ってくれた。

 

ベジタリアン、清潔安全なクリーンフードにこだわる彼女が、

「シティの屋台で唯一安心して食べられるもの」

と教えてくれた。

 

Elote エロテ

茹でたとうもろこし丸々一本を

かじりくスタイル

※日本のとうもろこしより、白く味もしっかりしている

 

Esquites エスキーテス

エロテの粒をほぐしたものが、

スープごとカップに注がれる。

冬のメキシコシティ、

意外と寒い夜にピッタリ。

 

どちらも、好みで、

ライム、塩、チリパウダー、チーズ、マヨネーズなどをかけて頂く。
 

※随分遅くまで、子供たちがいる。

屋台の叔母様の家族だったかも・・?

 

お金持ちポランコ地区は、値段は高めだが、

なるほどこれは、高級ベジレストランに行くより、ヘルシーかも!
 

 

  メキシコで堪能するインド文化

 

インド文化センターには、

ヨガ、ダンスのみならず、様々な伝統芸能や学問の講座があった。

 

こちらは、タブラ&シタール教室


繊細なタブラーのリズムと、

左右から響くハーモニー。


 

メキシコにはないエキゾチックな奥深さが、

メキシコ人受講者も魅了しているようだ。
 

私も、久々に堪能させて頂いた。

 

他にもヒンドゥ語クラスはもちろん、
医学博士によるナチュロパシー特別講義もあった。
 

 

  人は取り込んだものを昇華できる

 

あるヨガクラスの後。

 

ヨガの生徒Angerica、

言語学の教授ヨケンドラ、

大学で生物学を教えるメキシコ在住19年の教授と、陽光の中で、談笑していた。

 

 

生物学の教授が、

「太陽のパワー」について、
スピリチュアルな観点で話してくれた。

「今僕らは、日光を浴びながら、

枯渇したエネルギーをリチャージしているね。

人間は、このチャージしたエネルギーを、
 

他の人や、その場の雰囲気のために、
良いものに昇華することができるんだ。」

 

その見方は印象的で、奥深い。


日光は、プラーナ=生命力そのもので、
動植物も空間も、エネルギーを得ている。


でも、

 

人間は、その精神性ゆえに、
得たエネルギーを、さらに良きものに、

ポジティブな方向に転換して、
伝播させることができる。

 

由来するエネルギーは、

日光に限らない。

 

食物、ヨガ、運動、瞑想、
音楽、趣味、会話・・

何であろうと、その物、空間、
すべてにプラーナは満ちているから、
 
そのエネルギーを取り込んだ自分が、

良い周波数に、変圧、変容できれば、

周りにも、いい波紋を広げられる。

 

人は、自分の意識次第で、
エネルギーを錬金できる。

 

その場の空気清浄機にもなり得る。



だいぶ私の拡大解釈が加味されているが、
 

生物学に、霊的な解説を入れたあの教授も、
東洋、インド人ならでは・・

と、

メキシコ人Angericaの、
真ん丸くした目を見て思ったのだった。

 

おねがい

メキシコで触れたインド文化は、

私がインドで体験したそれとは、

また違う輝きを放って見えた。

 

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