以前の会社に勤めしたときに、
私が経理の責任者をしていて、
会社の方で、まだ若いので、
経理の顧問をつけてくれました。
仲良くなり、よく酒を飲みに行きました。
この方は、元警察官で、
剣道有段者、毎朝、自宅の庭で
素振りをしてました。
年齢は、定年退職したので、
60から70位でしょう。
退職後の職業として、
鍼灸の免許を取ったようです。
この方とベロベロに、酔っ払った時、
「奥様とエッチをしようとしたら、
立たなかった。
ショックを受けて、ソープに行き、
若い美人を指名して、
それでも、立たなかった時、
エッチを諦めた。」と
言ってました。
美人が、色々手を尽くしても
立たなかったのが、よほど
心に刻まれたのでしょう。
奥様は、声しか聞いたことが無いですが、
上品なお嬢様のような感じでした。
真面目に、警察官を務めて、
上品な奥様とだけ、エッチをして、
立たなくなり、ショックを受けて、
ソープに行ったら、それでも、
立たなかった。
そして、この方は、
元気だったのに、ガンで
あっという間に、死んでしまいました。
白髪頭で、メガネをかけて、
笑うと、くちゃくちゃな顔になり、
大袈裟に、驚き、大きな声の
本当に楽しい人でした。
鍼灸師にもなれず、
奥様との楽しい老後を過ごすことなく、
ましては、女遊びもする事なく、
死んでしまいました。
やりたい事、行きたいところ、
やはり、生きてる時間は、
どんどん減るしかないので、
残りの待ち時間を大事にしたいと、
思うのです。