No.329【450日目】
“あさんぽ”でスタート
“付加価値”と“エンジン”で
中小企業の持続可能な発展に貢献するパートナー、おかちゃんです
■“期日”と“信用”
期日を守れない仕事は
対価をいただく仕事ではない
今回は少し厳しい話
今月顧問契約をしている専門家法人の担当者から
こんなメールが届きました
「ご連絡遅れ申し訳ありません。
1月分の報告書を添付いたしましたので
ご確認のほどよろしくお願いいたします。」
毎月10日までに依頼している作業
メールが届いたのは12日
内容はきちんとまとめられていて
誤字もなく、数字も合っている
一見すると“問題なし”
でも、私はそのメールを見て
残念な気持ちになりました
なぜか
期日を過ぎた時点で、
その仕事は本来の価値を失っている
※お前はもう、〇んでいる
これは報告書に限った話ではありません
見積書、請求書、納品
期日があってこそ意味があり
期日を守ってこそ価値があります
締切を過ぎた見積書は
選ばれる土俵に立てない
期日を過ぎた請求書は
支払いサイクルに乗らない
期日を守れない仕事は
対価が発生しない
対価を払うに値しない仕事
「2日くらい大丈夫だろう」
そう思う気持ちも分かります
私自身、若い頃は
どこかで“内容が良ければいい”
と思っていました
しかし、多くのお客様と仕事をする中で
はっきり分かったことがあります
期日は商品/サービスに含まれる
つまり、期日が守れなければ取引の条件を満たしていない
=対価をいただく価値がない
中小企業にとって最も大切なのは
“特別なスキル”ではなく
“当たり前を当たり前にやる力”
です
基礎
そして、今回の遅延は担当者ではなく
組織のマネジメントの問題
マネージャーの仕事は
期日管理
部下が優秀かどうかよりも前に
期日を守れるチームかどうか
ここが整っていないと
売上も利益も安定しません
売上は
信用の積み重ね
そして信用は
派手なプレゼンではなく
地味な期日管理から生まれる
報告が遅れた理由は
きっといくつもあるでしょう
業界的には繁忙期
忙しかったのかもしれない
優先順位を間違えたのかもしれない
しかし
“忙しい”は理由にならない
お客様は対価を払っているのだから
例えば
税理士に顧問報酬を毎月支払い
経理業務を依頼している
決算の際に毎月依頼している業務が遅れたとします
その時、「決算業務で忙しくて」
と担当者に言われたら?
決算業務は別報酬
月の報酬は決算月も支払っている
お客様はどう思うでしょうか?
※この話し、税理士業界の人は知らないでしょうが
多くの経営者から同じ話を聞きます
忙しい中で
どうやって間に合わせるか
それを指揮するのが
マネージャー
個人ではなく法人に依頼しているのは
組織だからです
私はそのメールに対して
「この報告書は、10日に届くから意味があるのではないですか?」
と心の中で問いかけました
ほとんどのお客様と同様に
担当者には教えませんでした
基礎を甘く見た瞬間に
顧客から信用を失い
組織はゆっくり崩れていきます
派手な戦略よりも前に
まず期日
この当たり前を
どこまで本気で徹底できるか
ブログのタイトル
“期日”と“信用”
のように
“期日”を守ることで得られるのは
最低限の“信用”
決して“信頼”が得られるわけではない
その意味で
“期限”を守ることは
“最低限”の仕事
しかし、それができている企業は本当に少ない
だから、基礎の徹底は差別化につながります
超基礎力:期日は死守
後編では、
“期日管理は誰がするのか”について
もう少し踏み込んでお伝えし
支援の際に行う改善の方法をお伝えしたいと思います
担当者にはこのブログで気づいてくれることを期待します
お客様のブログをチェックするのも大切な仕事です