No.276【397日目】
“あさんぽ”でスタート
“付加価値”と“エンジン”で
中小企業の持続可能な発展に貢献するパートナー、おかちゃんです
■「お客様」って、誰のこと?
お正月のお年賀を購入しに行って
前職時代のことを思い出す出来事がありました
当時、税理士法人グループの中で
経営コンサル会社の役員をしていました
グループには中核の税理士法人のほかに
弁護士、司法書士、行政書士の専門家法人があり
定期的に役員たちと打ち合わせをする機会がありました
その中で、ある感覚の違いに
ものすごく驚いたことがありました
それは
お客様から贈り物をいただく
食事をごちそうになる
ということが“当たり前”という感覚
そういったことに
違和感も持っていないということ
この感覚、どうにも馴染めませんでした
こちらは“対価”をいただいている立場
どうして、お客様からお中元やお歳暮、お年賀を
もらうのが当然なのか?
逆なら、わかる
お仕事をくださる方に
「いつもありがとうございます」と手土産をお渡ししたり
食事の場でごちそうすることには、違和感はありません
しかし
仕事をいただいている側が、当然のように受け取るって……
なんだか、関係性を勘違いしていないか?
もちろん、贈り物を受け取ることが悪いわけじゃない
お客様に喜んでいただき、
感謝の気持ちで用意していただいたものを
受け取るなと言っているわけではありません
しかし、通常は
対価を支払う時は
相手に対してお客さんとして
対価をいただく時には
相手をお客様として
対応しています
お客さんの立場で接する相手に
手土産やごちそうをするのは
あまりない対応
専門家の“当たり前”の感覚に
業界としての危うさを感じました
そう思ってあらためて見渡すと
この業界って、お客様の不安や期待に鈍感な人が多い気がします
・正論や結論を押しつけてしまう
・専門用語ばかり使って煙に巻く
・契約範囲をやたらと主張する
・問題が起きてからしか対応しない
“顧客が何をして欲しいのか”より
“自分が何を伝えるべきか/支援するか”
を優先してる
それが業界全体の“空気”になっていて
経営者仲間と話していても
契約している専門家の愚痴は聞いても
「満足してる」って言ってる人はとても少ない
ある意味
顧客側も“そういうもんだ”
と諦めちゃってるのかもしれない
だからこそ
先日、ある支援先で研修を行った際に
従業員の皆さんに手土産を持参したら
ものすごく驚かれた
「先生からいただくなんて…」って
いや、こちらの感覚としては自然なこと
年末の忙しいタイミングに
貴重な時間を割いて研修の機会をくださったことがありがたいし
そしてその対価をいただいているのはこちら
感謝の気持ちを形にしたかっただけ
“仕事をさせていただくこと”は
関係性をつくること
「いただく側」ではなく
「期待に応える側」
であるということを忘れたくないなと思った
専門家法人で超基礎力のコンサルする際
一番にお願いすることは
・「先生」という呼称を内外で無くす
・手土産は渡す側、接待はする側という意識をもつ
ということです
当たり前のことの徹底で差別化できるのも専門家業界
業界の当たり前を見直して
他社と圧倒的な差別化してみませんか?
超基礎力:当たり前を徹底する