以前「わたしの好きな古典」を紹介したときに、
「『枕草子』なんかは今でいうブログみたいな雰囲気あるなぁ、とか思ったりします。」
と、コメントをいただきました。(Animaさんありがとう
)
)日本文化と社会学
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そういえば、平安時代の文学は、「日記」ものが多いですよね。
このころの人たちは、儲けるためではなく、
自分の好きなときに、自由に書き・・・
ブロガー
と一緒ですね。
人気のある人の文章が多く複製されて
読まれていったのですよね。
多く複製された人の文章が、
時代を超えて残ることが出来た・・・ということですね。
清少納言や紫式部は
ブログの女王
だったのですね。
ちなみに両者の本職は
中宮さまの家庭教師兼侍女
雪が積もったある朝のこと・・・
では、平安時代のブロガー仲間をご紹介
ジャンル<日記>
藤原道綱母(実名不詳・ザンネン!)
職業:妻・母
なんと、19歳「結婚」から
21年にわたる日記
タイトルは
『蜻蛉日記』
なんとなく、はかなく悲しげなタイトルですね。
受領階級の娘として生まれ
(高貴な貴族の奥様は「口を利いたこともない」くらい低い身分)
たいそう美人で有名だったようで
藤原氏の中でもトップの北家
貴公子 兼家 に
求婚されます
シンデレラ

もちろん、正妻ではないのですが
強引な求婚に応じ
二十歳、愛息子 道綱を授かります
しかし、その直後
夫がさらに身分の低い女のところに通っているのを知り
ショックを受け
夫の来訪を断ります。
(当時は通い婚)
夫の多情に苦しみ
憂さを晴らすために、山寺にこもったり
夫への愛をあきらめ
息子の成長だけを楽しみに、
母性愛に生きようとしたり
母として
一人の女としての悩みや苦しみが綴られています
31歳 夫が病気になり
夫婦の愛の深さを互いに確認しあうことができます
息子が成人し巣立った後は
夫や息子との楽しかった日々を
懐かしみ
日記の最後のほうでは
また、夫の訪れが途絶え
悲しみますが、
夫の
息子や作者の父への
厚い気遣いに
うれしい気持ちになります。
そして、過去の大変だったときのことなどを振り返ります
「SEX AND THE CITY」 の キャリーも
男心に苦しみ、悩んだり、
happyな気持ちになったりするコラムを書いて
多くの女性に共感されていますね
「ひどい男」と突き放す作者
だけど、夫婦の「愛」を求めていたのですね
そして
一人息子を、どんなにかわいく思っていたか、想像できますね。
きっと多くの女性に共感されて読まれていたのでしょうね
さて、この・・・
紫のゆかりを見て、続きのみまほしくおぼゆれど、人語らひなどもえせず、誰もいまだ都なれぬほどにてえ見つけず。いみじく心もとなく、ゆかしくおぼゆるままに、
「この源氏物語、一の巻よりしてみな見せたまへ。」と、心うちに祈る。
「源氏物語の続きが見たいの!!!」
(13歳のときのこと)
お話の続きの待ちどおしい気持ちを書いたことで有名な
「更級日記」
こちらも実名不詳(菅原考標女)
蜻蛉日記の作者の姪ごさんだそうです。
学説では、
日記ものはリアルタイムに発表したのでなく
回想し、まとめて
出版物として世に発表したと考えられていますが
もしかしたら
身近な人たちには
リアルタイムにコラムを出して
「読みたい、また続き書いて」
と、要望があったりして
読みあっていたかもしれませんね
ブログの更新
と同じだったと、想像すると
楽しいですね。

