3月11日のこと。
関西発のボランティアツアーに参加し、関西に住む多くの人は
あの日、あの時間に揺れを感じたといっていました。
関西まで・・・
私は九州なので、あの地震は感じませんでした。
3月11日 わたしは・・・
母の故郷は岩手県遠野市。
母が病気でなくなり、葬儀に遠く岩手からいとこやおじたちが来てくれました。
何年かぶりに会う親戚たち。会えただけで本当にうれしい気持ちでした。
葬儀の最後に母の兄が
「東北の田舎から出てきて、何のとりえもない妹に
みなさん、長い間良くしてくださって、ありがとうございました。」
と、東北弁であいさつをしてくれました。
遠方のため里帰りもままならず、故郷を恋しがっていた母
「死んだら両親のもとに帰りたい」と言っていた
母の願いを
おじやいとこたちも理解してくれていて
母は分骨し、
いとこたちと岩手に帰って行きました。
一人になり
わたしは忌引きで仕事を休み
世の中のことすべてがわずらわしく、テレビもつけず
それまで母とホスピスで暮らしていたので
自分ひとりで家に戻って暮らすことも考えられず
仕事も向いているのかわからない・・・
自分はこれからどうしたらいいのか
住むところも、仕事も、自分の未来も何もなくなったような気持ちでいました。
震災がおきたのは、いとこたちが岩手に帰った2日後でした。
遠野の祭り あの日母は遺骨になって岩手にいました。
