来月からは本格的に住宅の管理組合運営に関わるようになります。
まだ数週間ですが、「管理組合の運営」はほんとに難しいなと感じています。
我が住宅の管理組合役員は一年任期で、住民が持ち回りでやるようになっています。
すると、築40年を超えた住宅の修繕など、日常的に起きるさまざまな課題に対して、
あまり経験のない素人たちで対応しなければなりません。
それでも管理会社(現場事務所)がしっかりしている場合は、何とかまわっていきます、
または、専門的にフォローする委員会が設けられている場合も、多くの住宅で見られます。
ただ管理会社または専門の委員が、業者発注などを取り仕切るようになると、別の問題が起きてきます。
日常の修繕や長期間の修繕工事には大きな金額が動くので、そこに不正の可能性が出てきます。
持ち回りをなくして役員任期を伸ばす方法もありますが、それはそれで住民の意識が低くなったり、役員の固定化という弊害も出てきます。
我が住宅は急速に高齢化が進む一方なので、管理組合の運営はますます難しくなってくると思われます。
今年はこの大きな渦の中で、もがく一年になりそうです。