昨夜、実家の前を聖火リレーが走り、東大寺大仏殿に向けて転害門を通り抜けて行きました。
聖火が通る前に、スポンサー企業の宣伝カーがずらっと並び、きらびやかなチェアーガールが旗を振って登場しました。
そして、両脇を大勢のガードマンに囲まれた聖火(集団)がやって来ました。
しかし沿道からの声を出しての応援は禁止されていましたし、夜だったこともあってか、拍手はなく、
ただ警察とガードマンの市民を規制する声だけが夜の街に響き渡っていました。
ランナーの交代セレモニーも転害門前の広場を避けて、裏側の狭い所であっと言う間に終りました。
終わってみれば、昨夜はスポンサー企業と走る人のためだけの聖火リレーだったように感します。
現在、奈良県はコロナ感染者が急増しているので、主催側は蜜状態を極力避けたんだと思いますが、
一般市民の雰囲気を盛り上げるという点では、むしろマイナス効果だったと私は考えます。
