昨夜のNHK「ダーウィンが来た!」では奈良公園の鹿がテーマでした。
下の写真は今朝の散歩の時に撮ったものですが、このカシの木が番組にも出ていました。

まるでおかっぱ頭のように下枝が揃っていますが、
これは鹿が下の枝葉を食べてしまった結果だと紹介されていました。
小さい頃から公園の近くで暮らす我々は、写真のような広い芝生は当たり前のように考えていましたが、
あの芝生は鹿のお陰だと改めて認識しました。
鹿は芝が主食でせっせと食べては糞をして、それが肥料となってまた芝が生育するという自然のサイクルが回っています。
我が団地の芝生広場は、手入れをしないと見る見るうちに間に雑草で埋め尽くされてしまいますが、
奈良公園の芝生広場は鹿のお陰で、除草作業や農薬などを使わずにきれいな芝生が維持されています。
昨日の番組で外国人観光客が、「こんなに近くで野生の鹿と人が共存している所は他にない」と言っていました。
農作物が荒らされたり、人を傷つけたりといろいろ問題もありますが、
千年以上に続いてきたこの共存の形を、これからも大切な遺産として守っていくべきだと改めて感じます。