人は見掛けでは分かりません | おやじの絵日記

おやじの絵日記

後期高齢おやじの絵日記です

今日、車で実家の近くまで来ると、道の脇で小学2~3年位の少年が泣いていて、その側で知り合いの(80才位の)お婆さんがその子の自転車のチェーンをはめようとしていました。

手伝いに降りようとしましたが、後続の車が居たので、少し行った場所に車を停めてはしって行くと、

そのお婆さんが手を油で真っ黒にして歩いて来ました。

私が、「どうしたの?」と聞くと、

「あの子の自転車のチェーンが外れてな!泣いてたから、放っとかれんがな!」

「それでなおったの?」

「治った! エライもんやろ! チェーンを入れるのなんて始めてやったわ!」

そのお婆さん(って言うと怒られますが)は常にフリルの付いたファッションナブルな服装で歩いておられて、

私はどちらかと言うと苦手なタイプの女性でした。

しかしそんな人が素手で油まみれのチェーンを掴んで、子供の自転車を治してやるなんで!正直驚きました。

「ところで兄ちゃん(私のことです)何処に行くの?」

「手伝いに行こう思って、いま車停めて走って来てん」

「そうかエライ! でもあの子のお母さんも来たしもういいわ!」

「エライのは⭕️⭕️さんの方や!びっくりした!なんでもするんやなぁ!」

「見直した?(笑) でも子供泣いとるのを放ってはいかれんやろ」

今日こんな事がありましたが、ヤッパリ人は見掛けだけで判断したらいけませんね❗️恐れ入りました!