玉置妙憂著:「死にゆく人の心に寄りそう」 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

昨日から実家に帰っていましたが、このところ父は寝て過ごす時間が増えてきました。

あれだけ食べることが好きだった父が、この頃は食事を残す事が多くなってきました。

主治医によると、それは体が終末期に入ってきたことを表わしているそうです。

今後、よくなったり、わるくなったりを繰り返しながら、全体として活動が低下していくとの事。

私は、母も姉も病院で逝きましたので、未だかって人の最後を自宅で看取った経験がありません。

したがって人が死に向かってゆくとき、体と心にどんな変化が起こるのか!?とか、

そのとき看取る人間はどう感じ、どう行動すればいいのか!

こんな事をあらかじめ勉強しておかないと、その場で慌てるのではと思い、新聞でみたこの本を読みました。

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著者は看護師さんですが、ガンの御主人を自宅で看取った経験を綴られています。

人間の体には終末に向けてどんな変化が起きてくるのか、その時看護する立場でどう考えどう対処したのか!

伴侶であり、かつ看護師でもあるという両面から書かれています。

読んでみて、全く闇の中だった父の先行きに、ある種の道しるべが出来たような感じます。