我が実家は江戸末期から奈良東大寺の参詣客を泊める旅籠を営んでいました。
過去帳を見ると三代目の時代(江戸末期)には2歳~4歳くらいの幼子が、たくさん亡くなっています。
そのせいなのか、実家には仏壇・神棚の類がやたらあります。
仏壇・金光さん(神棚)・不動尊・お稲荷さん・歳徳神・無縁さん・三宝さん・恵比須さん・大黒さん・神棚 です。
思うに三代目は、幼子だけでなく先妻も若くして亡くしているので、神仏に深く帰依したんだと思います。
この年末には注連縄や鏡餅などを十数個用意してお供えしました。
父もこれら仏壇・神棚への朝夕のお勤めを欠かしたことがありませんでした。
私自身は、神仏に関わることなので無視するわけにもいかず、見よう見まねで最低限のことはしていますが、
以上の他に居間の棚には全国各地の神社のお札が入った神棚が、煤で真っ黒になって十数個並んでいます。
古い神棚は壊れかかっており整理をしたいのですが、神棚なのでどうしていいのか分からず、
そのままになっていたのですが、今日初詣のついでに地元の神社に聞いてみました。
すると、「お札はまとめて納めても構わないので、古く傷んだ神棚自体はお持ちください。」とのこと。
何でも聞いてみるものですね!お陰でほっとしました。