散歩中、バス道の歩道脇に突然として大きなユリが咲いていました。

この周辺の何処を探してもユリは唯一ここにしかありません。
ユリは球根で増えるものと思い込んでいたので、何故こんな場所に咲いているのか不思議でした。
家に帰ってからネットで調べてみて驚きました。
ユリは花が咲いたあと「朔果(さくか)」という種の入れ物が出来て、
それがはじけることにより種を飛ばして増えるんだそうです。
私はホームセンターで球根を買って来て植えているので、すっかり誤解していました。
写真のユリは「テッポウユリ」か、またはよく似た「タカサゴユリ」という品種のようです。
これもネットの受け売りですが、はじけた種が風に運ばれて大地に着地し、条件に恵まれ発芽して、
花を咲かせる確率というのは、よくて1/1000(千個とばして一個)くらいなものだそうです。
まして今日のような場所では奇跡的に咲いたユリかもしれません。
そう考えると、今日見た真っ白な花がとても愛おしいものに見えてきました。