「きたまちディスカッション」 | おやじの絵日記

おやじの絵日記

後期高齢おやじの絵日記です

昨日は実家(奈良)で、地元の鼓阪小学校で催された「きたまちディスカッション」を覗いてきました。

これは7月10日から始まった「きたまちweek2018」の締めくくりの行事でした。

地元の鼓阪小学校の講堂で行われたのですが、昨日の奈良の気温は37度を超えていて、

果たしてどれほどの人が集まるのか懸念しましたが、ざっと百名を越す人が来られてました。

地元「きたまち」を盛り上げたいという実行委員会の主旨が、だいぶ注目を集めてきた証だと思いました。

冒頭奈良女子大学から、「きたまち」の少子高齢化の現状が紹介されました。同時に、

千葉県柏市の布施新町で行われている「いきいきプロジェクト」という活動が紹介されました。

この町は65歳以上が住民の半数を超えるという、急激な高齢化をむかえた町で、

危機感をもった地元の人たちが、「いきいきプロジェクト」という地域活動をされていて、いま全国の注目を集めているとの事です。

この町の目標は、「0歳から130歳まで、みんなが支え合い、元気に、安心して暮らせる町作り」だそうです。

住民の高齢化という課題においてはとても参考になる事例だと思いました。

ただ「きたまち」の場合は商業の活性化という課題が付け加わるので、ハードルがより高くなるように思えます。

観光開発(商業振興)と、住民の安心・安全(住環境)の確保とは、必ずしも一致しない点があるからです。

「きたまち」の街おこしに関しては、今後はこの事が課題になって来るだろうなと思います。

後半のパネルディスカッションは、暑さに負けて途中で帰ってきました。