転害門カフェの鉄瓶 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

昨日ご近所の「転害門カフェ」さんにお邪魔していると、棚に随分古そうな鉄瓶が置いてありました。

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オーナーに聞くと実家にあった古い物を持って来たんだそうです。

蓋を開けてみると裏に銘が刻んでありました。

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今日、以前苦しんだ古文書辞書を取り出して調べてみると、「金龍堂造」と読めました。

ネットで調べてみると、「金龍堂」というのは鉄瓶の製造元の名前で、江戸末期から明治にかけて多くあった鉄瓶メーカーの一つみたいです。

ついでに骨董品のオークション価格をみてみましたが、数千円から数万円までピンからキリまで様々でした。

因みに同じ「龍」でも、「龍文堂」の銘が入っていると、十万円を下らない値段が付くそうです。

他人事ながら「ひょっとして」と期待しましたが、ちょっと残念でした。

しかし骨董品は市場価格というより、そのものが持っている雰囲気が大切なんだと思います。