今日、実家で転害門周辺を掃除していると男性が少し切羽詰まった様子で話しかけて来られました。、
「黄色いパーカーを着た小学生の男の子を見掛けませんでしたか?」 「いいえ見かけませんが・・・」
「子供が迷子になったので、探しているんですが・・・」 「どちらの方向に行ったか分かりますか?」
「多分こっちだと思うのですが・・・分かりません」
「では自転車をお貸ししますので、そちらを探して下さい。 私も探しますので携帯番号を教えて下さい。」
こんな会話をして探し始めましたが、スーパーのように館内放送をする訳にもいかず、途方にくれました。
以前は交番があったのですが、いまは廃止されてありません。
仕方なく歩いてくる人たちに、「黄色いトレーナーの小学生を見掛けなかったか」と聞きまくりました。
そんなことをしながら30分程経過した時、ふと見ると先ほどの男性が自転車で帰って来ました。
そして後ろの荷台には黄色のパーカーの少年が乗っていました。
「よかった!見つかったんだ!」
「有り難うございました。随分遠くまで行ってしまってて、自転車がなければ見つかりませんでした!」
少年はお父さんに促されて、丁寧にお礼を言ってくれました。
「今後は気を付けるんだよ!」 「はい」
孫と同じ年頃だったので、すごく心配しましたが、大したことにならずにホッとしました。