
第158回の芥川賞を受賞した本です。
私は余り小説の類いは普段読まないのですが、作者の若竹千佐子さんの経歴に惹かれて読み始めました。
現在63歳の女性ですが、45歳の時にご主人を亡くされて、落ち込んでいた時に息子さんに薦められて小説の勉強を始められたそうです。
岩手県遠野の出身の方で、この本は土地の方言で書かれています。
私のブロ友さんに秋田の方がおられますが、その方のブログにも時々方言が出て来ていました。
歯切れのいい文章とその方言が何とも雰囲気があって、たくさんのファンが居られました。
私は方言に接すると何とはなくホッとしますし、温かみが伝わってくる気がします。
上記の本もその方言が一つの主題になっています。
読みかけましたが、活字になっている方言は、耳から聞くのと違って、一文字毎に追っかけてしまい、すごく時間が掛かります。(笑)
なので途中で中断しています。