前もって教えて欲しい「せん妄」 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

父は順調に大腿骨骨折から回復しています。

今日は手術して6日目ですが、車椅子から自分で足を踏ん張り、ベッドへ移動しました。

骨折部分の痛みもほとんどないようです。(スゴイ)

ただ昨夜から悩まされているのは、父の異常ともいえる言動です。

看護師さんへの抵抗や、チューブを引きちぎる等の荒っぽい行動が見られましたし、

夜は幻覚・幻聴を訴え、意味不明な内容をしゃべり、突然強い不安に襲われる風でした。

そんな様子を見て、「すっかり認知症になった」と、昨夜は暗澹たる気持ちで一夜を過ごしました。

ところが、今朝偶然に病院の書架にあった「週刊朝日MOOK」という雑誌を読んでいると、

父のこういった言動は急性脳機能障害の一種で、「せん妄」と言われる症状だと書かれていました。

手術をした後の高齢者にしばしばみられる言動で、特に夜間に悪化すると書かれていました。

幻覚・悪夢・昼夜逆転・暴力・チューブ抜去など、認知症と非常に近い言動が見られるとの事でした。

手術後のストレスや拘束(動けない事)などが誘引となって引き起こされ、

それらが無くなくなる退院後は急速に収束に向かうそうです。

あ~よかった!正直ホッとしました。

こんなことがあると分かっているなら、前もって教えておいてよ!精神衛生上よくないです。

いずれにしても父のストレスレベルが上がっているので、休み明けにも退院のお願いをする積もりです。