昨夜夕食後に孫のカンタ君と将棋をしました。

最近保育所で将棋を教えてもらっているそうで、バアチャンは弱くて相手にならないそうです。
「飛車」と「角」なしで相手しようかと言うと、プライドが許さないようで、「いいし!」と断られました。
いい加減に相手していると、うっかり「飛車」も「角」も取られてしまい、大ピンチに陥りました。
ところがカンタ君は何を勘違いしているのか?相手から取った駒を大事に仕舞いこんで使おうとしません。
使う時も一番弱い「歩」から使います。
どうもお金と一緒で駒は貯め込んだ方がいいと思っている節があります。(笑)
おかげで形成が逆転してしまいましたが、負けそうになるとカンタ君は「ズル」をしてでも逃げようとしました。
そしてにっちもさっちも行かなくなった時、ふと見るとカンタ君の目から今にも涙が溢れ出そうでした。
カンタ君はとても気が優しい子です。同時に人一倍負けず嫌いな性格で、私の血を引いているようです。
過去に私も負けた時の悔しい感情が抑えきれずに、友達とトラブルになり、大切な友人を失った苦い思い出があります。
カンタ君の負けず嫌いな気持ちは大切にしながら、負けた時の気持ちの持ち方を教えなければと思った将棋でした。