昨夜は実家に泊りましたが早朝に目が覚めたので、意を決してかねてからの課題である早朝ウオーキングに出掛けました。
4月に腰を痛めて以来課題でしたが、長年染み付いた夜型生活がなかなか転換できず今日まできました。
実家の裏はすぐに東大寺の境内なので、ちょっと観光コースのようなウオーキングになりました。
実家の横にある転害門を出発するとすぐに大仏池ですが、池越しに見る東大寺まだ薄暗闇の中でした。

そこから正倉院を左に見ながら公園の中を進みます。

昼間は多くの人で賑わっていますが、早朝に見かけるのは鹿の群れだけです。
鹿たちの間を縫うように東大寺講堂跡を横切って、二月堂に向かう石畳の道を進みます。

この辺りも日中は観光客の多いところですが、早朝は誰一人見かけず趣のある光景が撮れました。
ここを抜けると、お水取りの大松明がすすむ長い階段になります。

この長い階段を登り切ったら、眺望がすばらしい舞台です。

この舞台は昼間は人でごったがえしていますが、早朝は誰一人いませんでした。
本堂で一心にお経をあげる女性の声が静かに流れる静寂の世界でした。
今日はここから折り返して帰りましたが、考えると何とも贅沢な散歩道でした。