やっと洗えた父の足 | おやじの絵日記

おやじの絵日記

後期高齢おやじの絵日記です

わが父の足は軍隊時代からの長年の水虫で、爪も肌もガサガサになっています。

加えて爪も自分では切れないので、爪が伸び放題です。

しかし夏でも常に靴下をはいている父なので、長い間その事に私は気づきませんでした。

ところが最近足の浮腫みが酷くなってきた為、靴下を脱いで足の状態をチェックした時に初めて気づきました。

しかし恥ずかしいことですが、私もやっと足の水虫を退治したばかりで、父の足を触る勇気がありません。

向かいの介護施設にはスタッフがいて入浴サービスを受けられますので、

そこに行くように勧めましたが、例によって父は「風呂ぐらい自分で入る!」と言って行きたがりません。

ほっておく訳にもいかず、妹に電話をして爪切りと足を洗ってくれるよう頼みました。

しかし申し訳ないので、爪切りくらいはしようと思い、今日父を促して爪を切りました。

爪を切ったら、勢いで「このまま洗ってしまおう!」と思いたち、タライにお湯をはってゴシゴシと洗いました。

父は、ちょっと戸惑っている様子でしたが、洗い終わると心なしか喜んでいる風でした。
(ここで口に出して礼が言える父ではありません。これは私も同じです。(笑))

そんなことで、ちょっとだけ進歩した今日の私でした。