自分自身が腰痛で歩行できなくなった経験から、実家に写真のような手すりをあちこちに付けました。

写真の物で長さは30cmですが、90cm位までなら、出来合いの手摺がホームセンターで手に入ります。
ほんとに便利になりました!「ホームセンターさまさま」です。
こんな小さな手摺でも、足の不自由な者にとっては歩きやすさが断然違います。
自分が歩行困難になって初めて気が付きました。
実家の父は歩くときにも人の助けを借りる事を嫌がる性格で、
先日も200m以上離れた散髪屋に一人で出掛け、ちょっと周りを慌てさせました。
担当の医師やご近所の方々は、100歳超えた父を一人で歩かすことに批判的です。
しかし私自身は100%の見守りは出来ないし、また父の行動を制限することもしたくないと思っています。
医師が心配するのは歩行中の転倒で、いま転倒し骨折するとほぼ寝たきりになる事を懸念しています。
確かにそうなんですが、父は足が人一倍丈夫で転倒リスクは少ないと判断しています。
それより転倒を恐れて歩く事を制限するリスクの方がむしろ大きいと考えています。
ただ、夜中のトイレのときは寝ぼけた状態で歩くので、寝室からトイレまで今回手すりをたくさん設置しました。
何かにつけて「金かかるからそんな物は要らん!」という父ですが、
今回は「ここに手摺ついたんやな」と笑顔だったのがちょっと嬉しかったですね。