11月11日のこのブログで、実家の押入れから古い屏風が出て来たと書きました。

上の写真で、右下に署名のような文字と押印がありますが、拡大すると、

得意?の古文書の知識でこの文字を読むと、前の二文字は「壽石」と読めます。
ネットで検索してみると、江戸中期に江戸城や御所の障壁画を描いた「狩野壽石」という絵師がいたそうで、
現在日本には10点くらいの作品が残っているそうです。
期待でドキドキしながら、三つ目の文字を読みました。
これは「写」という文字です。 (えっ写し~?!)
「壽石写」、これは解釈のちがいで、二通りのことが考えられます。
一つは「壽石が写した」という解釈で、もう一つは「壽石を写した」という解釈です。
それで月とスッポンの違いが出てきます。
問題は文字の下の印ですが、どんな文字が刻まれているのかよく判りません。
そこで「狩野壽石」さんの印を探してみましたが、どうも実家の屏風の印とは形が違うようです。
ということは実家の屏風絵は、「壽石(の絵)を写した」絵と理解するのが正解のようです。
ちょっと残念でしたが、いずれにしても実家に古くから残されてきた物なので、大切にしたいと思っています。