先週末、家内の実家の墓参りに出かけました。
実家は周りに田園がひろがる農村で、次第に人口が減ってきています。
丹波地方はこれから栗(丹波栗)の最盛期をむかえますが、隣の栗畑は、雑草に覆いつくされていました。
畑の周りの槙(マキ)」の木には、赤く熟れた実がたくさんついていました。

その実を、60年ぶりに食べてみました。
記憶ではもっと甘かったように思いましたが、意外にも味のないものでした。
当時は常に腹を空かしていたので、こんなに甘みのない実でも貴重だったのでしょうね。
しかも当時は競争もはげしく、こんなに大きく赤い実は滅多に残っていませんでした。
時代変り、この実を採って食べる人は今や誰もいなくなりました。
しかし私の記憶の中では、マキの実はいまでも憧れの存在として、赤く輝いています。