わが棟の前の広場に土筆が顔を出していました。

去年までここには土筆出ていなくて、今年初めてです。
数年前、「この辺に土筆が出ればいいな」と胞子をばらまいたことがありましたが、まさかね~!
子供の頃は土筆採りは女の子の仕事で、男はもっぱら「ハカマ」と呼ぶ堅いサヤを取り除き係でした。
母親が卵トジにしてくれましたが、美味しかったのは卵の絡んだ部分だけで、土筆自体はあまり美味しかったという記憶はありません。
当時食べたもので子供ながら「美味しい!」と思ったものは、「ナマズ」です。
村のガキ大将に連れられて小川をせき止めて水をかいだすと、バケツいっぱいのナマズが取れました・。
下っ端だったのでそのうち3匹ほどもらって帰ると、母親が七輪で焼いてくれました。
その美味しかったこと!! いまだにその情景が目に浮かびます。
しかしこの時、長い間川に浸かっていたことが悪かったのか、二軒隣の友達が体調を崩し病院に運ばれ、結局亡くなってしまいます。
地元の有力者の息子だったので、小さな村では大きな問題になったようです。
それ以来、ナマズを食べたのはあれが最初で最後となりました。
土筆を見ていると、子供の頃の想い出が次から次によみがえります。