「おっちゃん来て!」 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

昨年の10月から参加したいるっている小学3年生の放課後学習会には、落ちついて勉強ができない児童もいます。

どうしても自分のことに集中できなくて、他の子に「チョッカイ」を出して騒いでしまいます。

中には乱暴な子もいて、ボランティアメンバーも常々対応に苦慮しています。

私が名前を呼んでも、「○○さまと呼べ!」と言いだす始末でした。

昨日、その児の隣の席の子が休みで空席となった時、突然彼が「一人はいやだ!」と我儘を言い出しました。

そして、「あのおっちゃんに来てほしい!」と私を指名しました。

結局、「ずーっとここに居て!」と、宿題が終わるまで、その子にかかりっきりでした。

その間、宿題を見ながらいろんな話をして、いままで見えなかった小3らしいかわいい一面を見られました。

思うに手のかかる子供は、言外に「自分にかまって!」と言っているんだと思います。

昨日の彼の場合は、私が一番話を聞いてくれそうな人だったんだと思います。

子供たちにとって「地域の人間」は、先生とも違うし、親とも違います。

そういった立場の大人が、子供たちの話を真剣に聞いてやる事って、大切なことだと思います。

昨日はそんな事があって、ちょっと嬉しい一日でした。