寒くなってきましたね。
昨夜はたまらず押し入れからストーブを出してきました。

団地が谷合に出来ているため、日が落ちるのが半時間くらい早いうえに、
私が棟は最も北寄りにありすぐ裏は山で、夏は涼しいですが、冬は冷え込みます。
夏はエアコンなしで過ごせましたが、冬はストーブと湯たんぽが必需品です
しかし考えてみれば、子供の頃の冬はもっともっと寒かったし、ガスも石油もなかった時代で、
唯一の暖房は炭火の入って火鉢でした。
子供たちの手足はしもやけやアカギレが絶えませんでした。
今から思えば、「よく過ごせたな!」と思いますが、当時はそれが当たり前(みんながそう)だっただったので、悲壮な思いはまったくありませんでした。
むしろ今の時間に追われる子供たちよりも、ある意味「豊か」だったように思えます。
ではもう一度その時代に戻れるかというと、私を含め大多数の人は「No!」でしょうね。
やはり一度楽する(文明の恩恵に浴する)と、後戻りは至難の技なのでしょうね!
一旦「文明」という高速道路にのると、後戻りは出来なくて走り続けるしかないのでしょうか!
寒い夜は、一度立ち止まってこんな事を考えてみるのも、いいかもしれませんね。