奈良きたまちの現実 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

月に一度、東大寺転害門横の奈良市観光案内所のスタッフ(ボランティア)に行きます。

通常今日のような雨模様の日には、日曜日でも来訪者ほとんどありません。

ところが今日は「正倉院を探訪する会」という催しがあり、8グループに分かれて80名位の方々が次から次と来訪されました。

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見ていると参加されているのは、ほとんどが現役を引退された団塊世代の人たちでした。

そのスタッフの方にお聞きすると、この種の歴史探訪の企画は驚くほどの参加申し込みがあるそうです。

しかしほとんどの方は弁当・飲み物持参で、財布のひもは固く、地元商店への経済効果はほとんど期待できないそうです。

反対に「ならまち」と称される奈良市の南側(元興寺周辺)地区は、この10数年ほどの間に多くの飲食店や雑貨店ができて、若い人たちに人気の町に変貌し商業的に成功しました。

奈良市は「きたまち」において二匹目のドジョウを狙いたいようですが、

今日の様子を見ても、「きたまち」地区は別の道を探る必要があると感じます。