昨日の「挨拶が出来るようになった」というブログに、「今更ですか!」という反響がありました。
確かに会社では挨拶は基本ですし、私自身もうるさく言った方です。
ただ「家」となると話は別になります。
我々の世代はまだまだ亭主関白がまかり通っていて、「男は外で稼ぎ、女は家庭を守る」という時代でした。
だから家に帰って言うのは、「メシ・風呂・寝る」だけといわれた時代でした。
そのよし悪しは別にして、それが普通でむしろ家庭に気を使う男性はバカにされたものでした。
そういう風土で育った私もそれほど極端ではなかったですが、概ねそんな風でした。
しかし給料振り込みになって給料袋がなくなり、亭主の有難味、存在感は次第に薄くなりました。
さらに今や年金生活ですので、エラそうに威張ってられなくなりました。
それは半分冗談ですが、外で仕事をしなくなり家にいるようになると、
日常的に接するパートナーとの関係を円滑に保つことが大変重要なことになります。
そのためには潤滑油としての「挨拶」が大変重要になりました。
今回そのことに遅ればせながら気がついたという次第です。
今日の写真 : 「収穫まじかのトマトたち」
