月曜日のpm10時から放送されるNHKの「プロフェッショナル」という番組をよく見ます。
今週は羽田空港の清掃を担当されている新津春子さんという方でした。
羽田空港は「世界で一番きれいな空港」に’12年、’13年と2年連続で認定されたそうですが、
そこで長年清掃に従事してこられたのが、上記の新津さんです。
番組を見ていて、公共施設の清掃でよくあそこまで出来るもんだと感心しました。
父親が中国残留孤児ということもあり、日本で唯一就職できたのが清掃の仕事だったそうです。
そんな境遇から、「人に認められたい」という思いで、人一倍働かれたのですが、
しかし思うようには周りから認めらず、「なぜ?なぜ?」と自問する日々だったそうです。
そんな時に信頼する上司から、「君の仕事には心がこもっていない」と指摘を受けたそうです。
すなわち「自分のことばかりで、利用者に寄り添う気持ちが足りない」という意味でした。
それ以降、新津さんの仕事ぶりが大きく変わっていったそうです。
同時に、周りから認められるようになり、利用客からも「ご苦労様」と声をかけられるようになって行ったそうです。
「プロフェッショナルとは?」の問いに新津さんの答えは、
「今自分のやっている事に心を込められる人」
なるほどですね。