先日のテレビで興味深い番組がありました。
スーパーコンピュータの能力が向上し、遺伝子の研究が飛躍的に進歩しているそうです。
それによるとDNAの中のY染色体は男子にだけ遺伝するので、そのパターンを詳しく分析することで民族のルーツをたどれるそうです。
地球上のY染色体は、最初はたった一種類(一人の男?)からスタートしているんだそうです。
(それってアダム?)
いまの地球上には大きな分類で約20種類くらいのパターンが存在しているのですが、
日本人はその中ではDパターンに分類され、中国や韓国とは少し違い、世界の中でも独特だそうです。
これは縄文人のパターンであり、現在では沖縄の人やアイヌの人に多いパターンだそうです。
また現地球上ではチベット人とインド洋の孤島に暮す民族だけにみられるパターンそうです。
さらに興味深いのは、古代イスラエルや古代ユダヤ人族のパターンだそうです。
以前から、古代ユダヤ人と日本とのつながりを指摘する研究も多く、私自身大変興味がありました。

今後DNAの分析がもっと進めば、「古代ユダヤ人渡来伝説」が学術的に裏付けされて、日本人のルーツがより明確になるのかもしれません。
それにしても、世界がたった一つの染色体パターンからスタートしたというのは衝撃的ですね。
タイムマシーンができたら、まずはその時代に遡って、私の先祖がどんな人だったのかこの目で見てみたいですね! (笑)