「サービス付き高齢者向け住宅」について | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

今日は実家の近くに出来る予定の「サービス付高齢者向け住宅」の説明会に出掛けました。

華々しくスタートした「介護保険制度」ですが、いま財政面の制約から大きな曲がり角に差しかかっています。

当初の制度設計では収支バランスが取れないため、保険対象が大幅に制約されます。

特別養護老人ホームのように、少ない個人費用で運営経費が膨大にかかるものは制限して、

負担負担のより少ない「在宅介護」や「介護サービス付き住宅」を増やして行こうという事です。

こういう国の方針を受けて、いま「サービス付高齢者向け住宅」(略称:サ高住)が続々と建設されているそうです。

今日もっとも勉強になった事は、同じ「サ高住」でもピンキリだという事です。

大きく分けると、住人の自由が大幅に制約された「施設型」と、住民の自由・プライバシーを尊重した「住宅型」に大別されるとの事です。

分かりやすく表現すると、入るときに前者は「入所・出所」で、後者は「入居・退居」の違いです。

ただ介護する側から見ると、このことは少し違って見えるかもしれません。

すなわち前者はスタッフがすべて面倒みてくれる(過保護)タイプで、後者は自立が基本になるという点です。

介護する側からすると前者がより安心(リスクが少ない)ように感じますが、このところはホントにそうかよく考える必要があると思います。

少なくとも私は最後まで自立していたいし、させてあげたいと考えています。