「もったいない」感の相異 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

私の父親は大正5年生まれで、いま満98歳です。
 
ほぼ一世紀を生きてきたことになります。
 
先の戦争では砲兵として従軍し中国大陸を転戦し、「戦争」を肌で体験しています。
 
そして敗戦後は、価値観の大変な混乱と食料難を経験しました。
 
それに比べると私は戦後生まれで、しかも約30年の年令差があります。
 
従って物事に対する考え方が随分ちがいます。
 
特に「もったいない」感が随分差があります。
 
先日は掃除機のゴミ袋の替えを探すと、「袋はもったいないので替えない。中のゴミだけを捨ててまた使う。」と言う。
 
ラップは?「もったいないので、スーパーでくれるビニール袋を使う。」という。
 
メモ用紙は広告チラシの裏の白いのを残してつかいます。
 
とに角、コストとかでなく、「物を捨てる」事にすごい抵抗感があるようで、以前はよく言い争いになりました。
 
ただ父親が育った時代を考えるとそうなんだと思いますし、本来のあるべき姿なんでしょうね。
 
最近は私も出来るだけ合わせるようにしていますが、
 
同じ屋根の下で生活するのは、(理屈ではないので)正直ストレスがたまります。