今日「つるべ」師匠がNHKの朝イチに出演していました。
表題の「自開症」というのは、「たもり」が「つるべ」を称して言った言葉だそうで、
「つるべは自分から心を開いて、相手の心も開かせる!それが実に上手い。」
という事を表現した言葉だそうです。
そういう事では私も「自開症」の方です。しかし生まれ持った性格は「自閉症」でした。
小さい頃から常に自分を守る意識が強く、心に鎧を着て滅多にそれを開ける事はありませんでした。
しかし人生半ばで、仕事も家庭もギリギリの状態な時、周りは何もかも閉塞状態で、身も心も空中分解してしまいそうな毎日の時がありました。
そんな時に教えられたのが、「自分から心を開かない限り、他人は心を開いてくれないよ」という言葉でした。
この言葉で、私の周りの風景は大きく変って行きました。
「自ら心を開く」その事で、時には誤解や悪意によって心に深い傷を負う事があります。
しかしそれは後々自分の成長の肥しになりますし、何より心を開く事で得られるものの方がはるかに大きなものを人生にもたらしてくれます。
つるべさんは生まれ育った家庭がそんな雰囲気で、特に意識してそうしたわけではないそうですが、私は意識的にそうすることにより、人生の風景を変えました。